始めます

こんにちは丸茂珈琲のしげです。

お店の事を呟くのはTwitter、真面目に告知したりメニューを紹介するのをFacebookにしています。

ここでは時事ネタや自らの経験に基づく珈琲雑学、趣味の話など「裏丸茂」的な部分なんか書いていきますので偶然にも興味を持ってしまったり、見てやってもいいぞという方は肩の力を抜いてChillしてってください。

 

では簡単な自己紹介的な事をしておきます。

サラリーマンを30年あまり(5職ほど)やってきましたが、今は好きが高じて変な珈琲屋をやっています。

この世界ではたくさんの先輩たちがいろいろ教えてくれて、知識が先行してしまって珈琲屋は頭でっかちが多い気がします。僕も衝撃の珈琲に出会うまでは頭でっかちの雑学屋でしたが、その珈琲に出会ってから珈琲との向き合い方が変わったと思います。

その珈琲はパプアニューギニアのシグリ農園AAでした。この珈琲は特にスペシャルティで珍重されるようなことはありませんし、よく売ってます。

僕の興味は珈琲が焙煎深度によって、または方法によってどんどん変化して自分が求めているゾーンを見せてくれることにありました。

シグリは当時深い苦味とコクを求めていた僕に新たな世界を見せてくれました。扉を押し開けるのにそれほど迷いは・・まあありましたけどww

そこからは省略です。出会いとは偶然でしょう。でも求めていないと寄ってこないものなんですよね・・・

 

趣味ですが

 

現在は断然釣りです。元々アウトドアなので、海や山に出かける趣味が多いです。

他にかじってきたものを書いておきます。

海だとサーフィン(ナンチャッテ)、ウィンドサーフィン(さらにナンチャッテ   )

ヨット(カタマラン少々)、スキューバダイビング(PADI ADV)、釣り各種

山だと山菜、フライフィッシング幕営なんか好きです。

 

街ではバイクやスケボ、焼鳥屋、居酒屋、珈琲屋、クラフトビール、ラーメン屋

あとはへたっぴDIYです。店の中身は僕が思いつきで作ったので隅々まで観察しないでくださいんねwww

長くなりますのでこの辺で。

❇︎ 時々獲物が店にあることがありますのでご注意ください。

 

さて記念すべき第1回投稿ですが、時事ネタはやはりコロナでしょうか。

飲食店で大切なのは換気だと聞きました。

前職で建物の大型商業施設の施設管理者だったり環境衛生の責任者だったりをやってましたので、少々お話を。

環境衛生の管理者なので「命を守ると書いて衛生と読む」と言って、各飲食店さんにはお願いして回っていました。

環境衛生は清掃や防鼠、害虫防除だけではなくて食品衛生に関わる全ての要素を見なければなりません。

水蒸気が多い蒸し器を扱う厨房の天井にカビが出ることも多いし、換気のための空調が弱い環境は衛生的に維持するのが難しい。

ところが大きな建物の特徴として、設計当初のカロリー計算より往々にして多い熱を使ってるんですね。儲けるためには新しい売り場をどんどん増やすわけですから、調理による排気も増えてしまうんです。元の性能しかない建物では排気不足になってしまう。施設予算は折りからの不景気で削減。衛生管理が設備不足で成り立たないというのが実情です。

また、換気を効率的に行うには外気を取り込む必要があります。建物内からいくら換気扇で排気を試みても、外気の流入がない限り空気が入れ替わることはありません。

しかしせっかく涼しい環境を作っているのに、熱い外気を入れてしまってはエネルギーがいくらかかるかわかりません。

大きな商業施設の玄関から入るとあの破壊力の強い冷気に包まれて一気に涼しくなりますね。すずむ場所としての知名度も高いと思います。

その冷気を生み出すためにガスや電気を焚いて冷熱を生み出しています。効率を求められてしまえば、わざわざ冷気をにがす換気を気安く行うわけにもいかないのです。

建物内で空気測定を行うと、Co2濃度が高いエリアが存在します。これは空気の淀みです。換気してもそう言った場所の空気は入れ替わりが遅い。外気で押し出し、排気で追い出す流れを作ることが重要なんですね。

しかし給気口と排気口が隣接していたら空調回路はショートして換気が起きません。台所の換気扇を回したら、遠くの寝室の窓を開けて換気すれば家全体の換気になりますね。

丸茂は壁面に逆回転の換気扇をつけて強制的に給気、900m3/hの排気装置を回しています。大体店内がうるさくて会話になってません。何度も聞き返して申し訳ないです。これが原因です。

 

あれこれ書いてしまいましたが

・換気が大事らしいから頑張って換気しよう(コロナじゃなくても当たり前ですね)

・効率よく換気するには外気の取り入れと風の流れを作ろう

という話でした。

 

ちっとも珈琲に関係なくて申し訳ない。

ビルネタは多くなると思いますが、またお付き合いください・・